懐古ism

新しく綺麗なものだけが美しいとは限らない。 古びて傾き、壊れ、錆びつき、朽ちていく物にこそ宿る美しさがある。

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和歌山県 熊野三山周辺被災地レポート (1) 

2012/01/20
Fri. 23:27

実は、この正月休みに、前から行ってみたかった熊野三山に参拝してきた。
神社の周辺には昨年9月の水害の跡がまだ生々しく残っていた。
今回はいつもの記事とは違い、その惨状をレポートすることにする。
那智01-01
熊野三山の一つ、那智大社に隣接する青岸渡寺の三重塔。その向こうに那智の滝が見える。那智大社そのものにも土砂流入の被害があったようだが、今では完全に復旧しているように見受けられた。

しかし那智の滝周辺には災害の爪痕が見られる。下は現在の滝の様子。滝の手前に瓦礫が積もっている。この瓦礫は被災前からあったようだが、被災後その瓦礫が大幅に増えたように見える。
那智01-03

鳥居の右の部分は増水時に削り取られて危険な状態となっている。
右の建物(みやげ物屋?)は辛うじて生き残ったが、危険なため立ち入り禁止となっていた。
那智01-04

那智01-02

那智勝浦の市街地と那智大社を結ぶ道の途中、那智勝浦町で最も被害の酷かった井関の地区を通過する。
那智01-06
上の写真で更地となっている場所には沢山の家屋があった。
下は被災前の同地点の様子 (google streetview)。
那智01-12

下のトタン建造物は何とか生き残っているが・・・
那智01-05

逆から見るとこの様子。これでは再利用は難しいだろう。
那智01-07

この地区にかかるげんどう橋。
那智01-08

この谷筋の上部から大規模な土石流が落ちてきた。この道路も土砂で埋まったと思われるが、何とか通行可能な状態に復旧している。
那智01-09

この地点の航空写真。上が被災前、下が被災後。
井関の被害も著しいが、土石流の「上流」にある西山集落も壊滅状態である。そこの住民の半数近くが行方不明になったという。
那智勝浦被災写真

げんどう橋の横の様子。被災直後のこの地点は土砂のために川が完全に埋まり、天然ダムと化していたのではないかと思われる。今では中央部の土砂を除けて河道を通してある。
那智01-10
那智01-11

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